
当ページでは、このような疑問に答えていきます。
フレッツ光ネクストは、NTTが提供する光回線「フレッツ光」の3種類あるプランの中の一つです。
なお、フレッツ光ネクストはNTT東日本とNTT西日本からそれぞれ提供されており、月額料金や初期費用が若干異なります。そこで今回は、NTT東日本のフレッツ光ネクストについて解説していきますね。
当ページを見ているあなたは、いまフレッツ光ネクストを契約しても大丈夫なのか?他の光回線を検討した方がいいのか?気になっていると思います。
結論から言えば、新規でインターネット回線を契約するならフレッツ光ネクストはおすすめしません。
なぜならフレッツ光ネクストは他の光回線とくらべて月額料金が高い、キャッシュバックキャンペーンがほとんどない、他の光回線のほうが速度が速いからです。
フレッツ光ネクストを検討中の方は、最初に以下のページでNURO光、auひかりという光回線を調べてみて下さい。
NURO光ってどんな回線?特徴から評判・口コミまでわかりやすく解説します
【2018最新】auひかりを全解剖!評判・口コミ・お得なキャンペーンは?
(*記事内の価格は本稿執筆時点の価格であり、変更されている場合もあるのでご注意ください)
もくじ
フレッツ光ネクストとは
先ほどもお伝えしたとおり、フレッツ光ネクストとはNTTの「フレッツ光」という光回線で提供されているプランの一つです。
その最大の特徴は、定額料金で使い放題、1Gbpsの高速通信ができるという点です。
フレッツ光ネクストの詳細は、以下のようになっています。
プラン名 | フレッツ光ネクスト |
初期費用(回線工事費+事務手数料+1契約の場合) | 戸建て:20,680円 集合住宅:17,380円 |
月額料金 | 戸建て:5,709円〜 集合住宅:3,894円〜 |
最大通信速度 | 1Gbps |
最低利用期間 | 2年 |
ちなみに、フレッツ光には他にも「フレッツ光ライトプラス」「フレッツ光ライト」という使った分だけ料金を払う従量課金制のプランがあります。しかし今の時代、「光回線=定額で使い放題」というのが普通なので、これらのプランはおすすめしません。
それでは、次からそれぞれの項目について詳しく説明していきます。
初期費用について
集合住宅…15,800円
フレッツ光ネクストを契約するにあたり、初期費用として戸建て:20,680円、集合住宅:17,380円を払わなければいけません。
また、土日祝日に工事を依頼した場合はさらに追加料金3,300円、年末年始に依頼をした場合は特別料金が加算されます。
初期費用の支払い方法は、一括払いもしくは分割払いのどちらかを選べます。
分割払いだと、以下の金額となります。
- 戸建て…初月3,300円、2ヶ月目から毎月500円(30ヶ月間)
- 集合住宅…初月3,300円、2ヶ月目から毎月440円(30ヶ月間)
初期費用に関しては分割払いを選ぶのが一般的なので、毎月の支払額は月額料金に上記の分割金を合わせた金額となります。
月額料金について
集合住宅…3,894円〜
フレッツ光ネクストの月額料金は、戸建て・集合住宅によって変わるほか、どのプロバイダを選ぶかによっても変わります。
プロバイダは接続事業者とも言われ、インターネット回線を利用する際は必ず契約しなければいけません。プロバイダの数は非常に多く、全部で数十〜数百種類にも及びます。おすすめのプロバイダを知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
フレッツ光のおすすめプロバイダはどこ?
【注意】月額料金は割引後の金額です
月額料金に関しては、先ほど戸建て5,709円、集合住宅3,894円とお伝えしましたが、これは割引適用後の料金なので注意して下さい。
フレッツ光ネクストを契約すると、「ギガ推し!割引」「にねんわり」「フレッツ光メンバーズクラブのマンスリーポイント付与」という3つの割引が適用されます。
ギガ推し割引とは、30ヶ月継続利用した場合に適用される割引です。30ヶ月を過ぎると割引は消滅し、料金は上がります。
にねんわりは2年契約を選んだ場合に適用される割引です。こちらも2年を過ぎると割引は消滅し、料金が上がってしまいます。
フレッツ光メンバーズクラブとは、フレッツ光契約の際に加入するメンバーズサイトです。このクラブに加入すると毎月100ポイントが付与され、ポイントは月額料金に充てることができます。ただし、こちらは1年目しか付与されません。
以上のことから、フレッツ光の月額料金は利用開始から30ヶ月まではそこそこお得ですが、30ヶ月を過ぎるとすべての割引が消滅し、割高な料金になってしまうことがわかります。
フレッツ光ネクストの最大通信速度について
フレッツ光ネクストの最大通信速度は、1Gbpsです。
この速度は特別速くも遅くもない、光回線では平均的な速度です。
最近では、NUROひかりという光回線が2Gbps・10Gbps、auひかりが5Gbps・10Gbpsという速度に対応しているので、むしろやや劣っていますね。
また、フレッツ光ネクストはマンションで利用する場合、極端に速度が遅い可能性もあります。
なぜなら、マンションタイプでは一つの回線を住人全員で共有して使うため、回線に負荷がかかりやすいからです。それに対して、戸建てでは一つの回線を一つの家庭で利用できるため、マンションに比べれば速いです。
最低利用期間について
フレッツ光ネクストは、最低2年間利用する必要があります。
もし2年以内に解約した場合、以下の解約料が発生するので注意して下さい。
集合住宅…1,650円
対応エリアについて
フレッツ光ネクストのエリアカバー率は95%以上にも上り、すべての光回線の中で一番広範囲で利用できる回線です。
現在は47都道府県すべてに対応しており、ほとんどの場所で利用できますが、一部離島や山間部ではエリア外になる可能性があります。
対応エリアについては、以下のページより調べることができます。
NTT東日本 フレッツ光エリア検索
フレッツ光ネクストを契約するメリット・デメリット
フレッツ光ネクストを契約するメリットは、非常に広いエリアに対応している点です。現在47都道府県すべての地域で使えるのは、フレッツ光の回線くらいです。
それに対して、デメリットは月額料金の高さ、回線速度の遅さが挙げられます。
フレッツ光は利用開始から一定期間は割引がきくので、そこそこ安い料金となっています。しかし、本来の月額料金が高すぎるために、割引されてやっとその他の光回線の料金と同じになるレベルです。
また、フレッツ光は日本一有名な光回線ということもあり、加入者がすごい数となっています。
光回線は加入者が増えすぎると回線設備がパンクしてしまい、通信速度が遅くなる傾向にあります。まさにフレッツ光は現在そのような状態に陥っており、実際に利用している人の評判もあまり良くありません。
フレッツ光をおすすめしない理由は、以上のように月額料金が高い、さらに回線速度が遅いからです。
いま新たに光回線を契約するならNURO光、auひかりがおすすめ
もし新たに光回線を契約するなら、NURO光、auひかりをおすすめします。
これらの光回線は、フレッツ光と比べて以下のような強みをもっています。
- 通信速度が段違いに速い
- 月額料金が安い
- キャッシュバックキャンペーンが豊富
- ソフトバンク・auのスマホを使っている人はスマホ割引がある
NURO光とauひかりについて少し調べれば、いかにこれらの回線が他の光回線よりも優れているか、わかると思います。
それぞれの回線の詳細は、以下のページで詳しく解説しているので参考にしてみて下さいね。